あがり症の心理を解明！克服への第一歩を知る

あがり症とは、人前で話すことに対して
極度の恐怖や緊張を感じる状態で、
手が震えたり、声が震えたりすることがよくあります。

 

あがり症の人の心理は、
自己評価が低くて、失敗や弱点に対して
過剰に反応する傾向があり・・・。

 

そのため、他人の評価を気にして、
些細なことでも過剰に受け止めてしまうこともあります。

 

 

ですが、このような「あがり」という状態は、
誰にでも起こりうる自然な反応なのです。

 

 

ただ、その反応が過剰になり、
日常生活にも影響を与えるほどの状態になると
あがり症と呼ばれる病気として位置付けされます。

 

 

あがり症の人は、まじめで責任感の強い性格の人が多いようですが、
先ほども述べましたが、自己評価を低くみており、
自分へのプレッシャーや緊張をかえってかけてしまうため、
身体・精神面への負担へとつながっているようです。

 

 

ですが、真面目で、他人の期待に応えたい、
という強い思いの性格は素晴らしい事ですので、
長所でもあると考えられないでしょうか。

 

ただ、真面目であるゆえに
「完璧主義」「心配性」「他者評価」への過度な重視があるがために
かえって「自分を追い込みやすい」という点が、足かせになっているのです。

 

 

でも、この性格を活かすことさえできれば、
さらなる、自己成長や挑戦に向かうことができるかもしれませんよね。

 

 

あがり症を克服するための心理学的アプローチ

 

あがり症を克服するための心理学的アプローチは、
あがりの恐怖から意識をそらすことが鍵なのですが・・・。

 

つまり、「あがりのことを考えないこと」が大切です。

 

ですが、これは簡単なことではありません。

 

なぜなら、長年あがり症で悩んでいる人にとって、
「人前＝あがってしまう嫌な場所」という
思考パターンが根付いているからです。

 

そこで、
身体的なアプローチも重要です。

 

例えば、呼吸法や筋肉弛緩法が有効です。

 

これらの方法は、身体をリラックスさせることで緊張を和らげ、
あがりの感情に対処するのに役立ちます。